FTA(自由貿易協定)とは何で、輸出にどう活用しますか?
FTA(自由貿易協定)とは、国家間で関税や貿易障壁を削減・撤廃することを取り決めた協定です。協定の対象国間では特定品目の関税が引き下げ・撤廃され、輸出の価格競争力に直接影響します。
FTAの定義
FTA(自由貿易協定)とは、国家間で関税や貿易障壁を削減・撤廃することを取り決めた協定です。協定の対象国間では特定品目の関税が引き下げ・撤廃され、輸出の価格競争力に直接影響します。
輸出企業にとってなぜ重要か
FTAの特恵関税を適用できれば、同じ製品をより低い関税で輸出でき、非協定国の競合に対して価格優位を確保できます。ただし自動的に適用されるわけではなく、原産地要件の充足と証明が前提となります。
原産地規則と証明
FTAの恩恵を受けるには、製品が協定の原産地規則(域内付加価値比率、関税分類変更など)を満たし、原産地証明書で立証する必要があります。規則は協定・品目ごとに異なるため、HSコードを基準に事前確認が必要です。
EPAとの関係
EPA(経済連携協定)は関税引き下げに加え、投資・サービス・人の移動などより広い経済協力を含む協定で、日本は多くのEPAやRCEP・CPTPPなどの広域協定を結んでいます。実務ではFTAとEPAを併せて検討します。
活用時の確認事項
対象市場と日本の間のFTA/EPAの有無、当該品目の特恵税率、原産地規則と証明手続き、適用申請の方法を事前に確認する必要があります。特恵適用の可否が価格設計に直結します。
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